Coincheckのアルトコインまとめ
新しい仮想通貨(草コイン含めて)が多く生まれてきてはいるのですが
新しいものを常に追いかけていくのは正直しんどい。
そこで、すでに値段は上がってしまってはいますが、これからまだまだ活躍しそうなCoincheckのアルトコインを買うのがなんだかんだいいのでは?
と、思うようになってきました。
改めてCoincheckで取引されているアルトコインについて調べたのでまとめてみました!
1. ETH (イーサリアム)
概要:
Ethereum(イーサリアム)は、上述のようなブロックチェーンを利用した分散アプリケーションを開発しサービス提供を行う際の障壁を取り除くことを目的とした「分散アプリケーションプラットフォーム」です。
つまり、今まではFacebookのようなサービスを利用するときにはFacebook社が中央集権で管理を行っているのですが、
イーサリアムを利用することで非中央集権で同様な仕組みを提供できる、ということです。
イーサリアム上で動くキラーコンテンツが出てくればイーサリアムの価値が高まるので価格も上昇すると考えられます。
オフィシャル:Ethereum Project
ドキュメント:
[Japanese] Ethereum TOC · ethereum/wiki Wiki · GitHub
イーサリアム(Ethereum) について | coincheck(コインチェック)
2.ETC (イーサリアム クラシック)
元はこちらが「イーサリアム」だったのですが、イーサリアムを利用した仮想通貨でハッキング事件が発生したことをきっかけにハードフォームし、元々「イーサリアム」だったものが「イーサリアム クラシック」へとなりました。
そのため大きな違いはないのですが、イーサリアム クラシックよりもイーサリアムの方がコミュニティが発展している、技術者が多くついている、などの違いがあるようです。
オフィシャル:Ethereum Classic
参考サイト:
Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)とは|仮想通貨の特徴・価格・チャート・購入方法 | Alchembook -現代の錬金術- ネット副業でお金を稼ぐ方法
イーサリアムとクラシックの違いからイーサリアム・クラシックの価格や有望性を考える | ぽよよの会社に行かないぽよぽよ投資生活
3. LSK (Lisk)
まず始めに、Liskは「簡単」という意味の言葉のようです (「危険」ではない)。
他の仮想通貨と何が違う点は
JavaScriptという言語で開発されているために開発が「簡単」という点が優れています。
これは結構重要なことで、仮想通貨が今後発展するかどうかはキラーコンテンツ、キラーアプリが登場するかどうかにかかっています。
開発者がどの仮想通貨を利用するか検討する際に、より開発しやすい仮想通貨を選ぶ、ということもひとつの検討材料に含まれます。
ちなみに、JavaScriptはプログラミング言語の人気ランキングで7位、上昇傾向のある言語です。
オフィシャル:Lisk - Blockchain Application Platform
参考サイト:
テンバガーも夢ではない!? 仮想通貨「Lisk」ガチホ勢が語る機能と魅力の優秀度 | 日刊SPA!
LISK(LSK)のについて | coincheck(コインチェック)
4. FCT (Factom)
Factomはドキュメントを保護し、ドキュメントの認証・検証するシステムのようです。
出生証明書や土地の所有権、医療記録といった重要なドキュメントをブロックチェーン上で管理することによって、他の人から書き換えられたり、消されたり、修正されることなく、守れる、というためのもの。
最近では、森友学園の問題などで国の重要なドキュメントが見つからないといったこともあったかと思います。
こういったこともこのFactomを利用して管理していたら絶対に起こらないですし、
無駄な管理コストも削減できると考えられます。
Factomはわかりやすく、実用的な利用方法を目的としたものなので
実利用が世界に広まっていけば価値は高くなると思います。
オフィシャル:Factom - Making the World's Systems Honest
参考サイト:
FACTOMファクトム(仮想通貨)の特徴は?ビットコインとの違いを比較! | 暗号通貨ナビ
5. XMR (Monero)
Moneroの特徴はなんといってもプライベートである、という点です。
どういうことかと言うと、他の通貨は基本的にどんなやり取りをしたのかをオープンに公開しています。
そのため、どのアドレスを持った人がどのアドレスにどれくらいの量の仮想通貨を送ったのかを簡単に確認できます。
しかし、Moneroはそこをリング署名やステルスアドレスといった技術を利用して見えないようにしています。
そのため、どんなやりとりが行われているのかが他の人からわからない、という点でプライベートになっています。
これは良い点でもあるのですが、ダークネットマーケットといった違法な商品の売買にも利用されやすいという点もあります。
オフィシャル:Monero - secure, private, untraceable
参考サイト:
個人的おすすめアルトコイン(8) - "Monero"(モネロ) - ニルスの暗号通貨日記
ダークネット・マーケットが仮想通貨モネロ(Monero)の使用を主要化
6. REP (Augur)
コインチェックブログより引用すると
Augurは、Bitcoin(ビットコイン) やEthereum(イーサリアム)を利用して動かすことを目的としたプロトコルの一つで、「占い師」を意味する言葉です。
言い方を変えると、未来予測市場のための分散型プロトコルで、オープンソースの未来予測市場のプラットフォームにユーザーが参加し、未来を予測して、その予測が正しければビットコインやイーサーで報酬をもらえます。
未来予想市場は何なのかというとコインチェックのブログでは
「日経平均が上がるのか下がるのか」の予想でお金をかけたり、
「アメリカの大統領選挙でヒラリークリントンが勝つのかドナルドトランプ勝つのか」
ということを例として挙げています。
なので、基本的に未来にどうなるのかわからないことに対してREPを利用して賭けができるということだと思います。
ではこのREPの何が凄いのか。これもコインチェックブログによると
これに対しAugurの予測市場がなぜ注目されているかというと、ブロックチェーンを利用することによって”The Wisdom of the Crowd”という理論を取り入れ、真実をより正確に見極めようとしているからです。
”The Wisdom of the Crowd”とは「群衆の知恵」という意味で、多くの人々がお互いの知識に影響されることなく、個別に自らのデータを生み出し、その個別データを匿名で集計することで、全体として知恵が得られると考える仕組みです。この仕組みが機能すると考えられるのは、「大衆の意見が正しい」ことが検証されているためです。
匿名で多くの人たちから予想(知識)を集めることで未来をより正確に見極められる、ということでしょうか。難しい。
coinpostの記事ではREPが保険業界に衝撃を与えるかも、と書かれています。
現在の保険システムとAugurの未来予想とは共通点が多く、保険業界の技術とAugurのシステムが非常に酷似して、今のような保険会社のシステムは必要なくなり、全てがスマートコントラスト上で完結してしまいます。
もしこのシステムが確立すればAugur自体が社会インフラになる可能性が非常に高いのですが、これを導入するには各国の法律の問題が出てくるので、Augurへの投資は、他の仮想通貨への投資と同じようにリスク管理を徹底して行うことが肝要です。
非中央集権でどこまで可能なのか、非中央集権を多くの人が受け入れられるのか、という点が気になります。
スマートコントラクトのポテンシャルの高さはREPの保険の例からもわかると思いますが、やはりまだ実際に使われるレベルのものが出来上がっていない、という点が課題です。
オフィシャル:Decentralized Prediction Market | Augur Project
参考サイト:
よく分かるAugur(オーガー)- 概要・仕組み・特徴・価格相場 | Coincheck(コインチェック)
続きはまた明日書きます。